先週ビッグサイトで行われたインターナショナルファッションフェア。
皆さんは見学しましたか?
デザビレのブースは、新人ブランドコーナー「クリエーターズビレッジ」
の隅にあったのですが、気がつきましたか?
隣にくるはずの大きな海外ブースがキャンセルで寂しい場所になってしま
いました。
さて、今回のIFFの目玉クリエーターズビレッジですが、前回よりも大幅に
出展者も増え、場所も広くなり、大規模になりました。
そのせいか、今までの圧迫感のあるような賑やかさは無くなっていたように
感じました。
いくつかのブースで話を聞きましたが、期待していたほどはブースへの来客
が無かったということです。
前回までは出展者が少なかったので、一つ一つのブースをじっくり見ていた
バイヤーも、今回は目立つところだけを重点的に回ったせいではないでしょ
うか?
そのせいか今回、お客様が常に商談していたり、人が集まっているのは、
目立った装飾や特長的な商品を扱っているブースでした。
よくデザイナーは「実際に見てもらったら気に入ってもらえる」「着ても
らうと違いがわかる」ということを言いますが、そのためには、まずはブ
ースに来場してもらわなくてはならないのです。
パッと見たときの魅力をいかにアピールするか、は大切なポイントです。
3mの間口のブースなら5m離れたところから一瞬だけ見て、「どんなブラ
ンドか」がわかるようなブース作りが必要です。そのためには、自社ブラ
ンドの特長を再検討し、他社と競合しないオンリーワンの商品特長を訴求
するのです。
イメージ写真、商品ディスプレイの仕方、什器の選び方などさまざまなポイ
ントがあります。
例えば、デザビレからは手描きTシャツを出したブランドがありますが、他
ブースには手描きを訴求したところが無かったので、大きく引き伸ばした
写真で特長がはっきり伝わり目立っていました。
展示会でのポイントについては、何回か解説していこうと思っています。
「デザビレのブースは全然目立っていなかったのに偉そうに」
と言われそうですが・・。