掲載情報 日本繊維新聞 2009年4月13日(月曜日) 103号室:リトゥンアフターワーズ 

103号室:リトゥンアフターワーズ 
日本繊維新聞社 
日本繊維新聞 2009年4月13日(月曜日)
【東京コレクション】
「自由にできない」ジレンマ
 『自己主義者』 東京デザイナーの置かれている現状に反旗を翻したのは「リトゥンアフターワーズ」だ った。
 無難な作品が大半の占める中、エゴイスティックなショーを見せている。
 チープなペーパードレスやボロ紙。ペットボトルの纏ったモデルが登場。
 批判を恐れない突き抜けたショー構成は賛否が分かれるだろう。
 しかし、ショーの後の取材中、デザイナーの山縣良和の手が震えていることに気づいた。
 高揚し、やり切ったことに満足感があったのだろう。
 自身の原点に立ち返ったというショーは、“学校の卒業コレクション”を根底に、自由に表現する
 大切さを説いている。

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