デザビレでのアドバイスが本になりました。

「好き」を仕事にする自分ブランドのつくりかた
―準備から立ち上げ、軌道にのせるまでの「クリエイターの教科書」 [単行本]
鈴木 淳 (著) アスペクト刊
価格: ¥ 1,575
目次
◆はじめに
◆モノ作りをビジネスにした人たち
※卒業、入居の5ブランドの取材です。
手作りクリエイターの進路の参考に。
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Kanmi.
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第1章 立ち上げの前に
※ブランドを立ち上げたい人、独立前の人に向けた章ですが、
どういうタイプが成功するかという資質にも触れています。
起業前に必要な覚悟については、独立後もあてはまることも。
◆自分ブランド立ち上げの第1歩
 1:デザイナーの種類を知ろう
 2:成功しやすい道を選ぶ
◆独立系デザイナーに向く人物とは
 3:人に好かれるキャラクター
 4:ビジネス向きの考え方ができる
 5:行動パターン
◆起業前に必要な3つのこと
 6:これはビジネスだという覚悟
 7:経営者としての自覚
 8:準備資金、運転資金
第2章 ブランド作りスタート
※ブランドって何か、ということを簡単に説明しています。
商品を売り込む意識が強いクリエイターや企業が多いのですが、
それではブランド化するのが難しいのです。
◆Vol.1 ブランドコンセプトを作る
 9:ブランドとは何かを知ろう
 10:ブランドコンセプトとは
 11:ブランドコンセプトの作り方
 12:ターゲットを決める
◆Vol.2 事業計画を立てる
 13:事業計画とは何か
 14:事業計画の作り方
 15:事業計画の注意点
◆Vol.3 商品を作る
 16:商品構成を考える
 17:マーケットから発想する
 18:商品デザイン
◆Vol.4 ブランドの魅力を伝える
 19:バイヤーとのコミュニケーション
 20:ブランド資料の制作
第3章 仕事を続けていくために
※手作りで始めたビジネスがあるところで行き詰ります。
それはなぜか、どうすればいいのか、という考え方。
ブランドを立ち上げた人への実践的なアドバイスも少々。
◆手作りからビジネスへのステージを上がる
 21:仕事に対する取組み方を変える
 22:売り上げが伸びないときに
◆ステージを上がるための戦い方
 23:戦略を考える
 24:現状を分析する
 25:自分だけの仕事から、人と関わることが仕事に
◆工場とのおつきあい
◆ショップとのお付き合い
 26:新規ショップを展示会で開拓
 27お付き合いのあるショップとの関係
◆メディアとのお付き合い
最初の段階から文章量がかなり削られていますので、
具体的な事例などが足りないかもしれません。
しかし、仕事で悩みながら読んでいただくと、
どこかでヒントになることがあるはずです。
本の内容を参考にして取り組んでもらえれば
1500円の本代の元は取れます。まちがいなく。
ただし、これを読めば「楽して儲かるようになる」わけではありません。
むしろ頭を使わなくてはいけなくなり、やることも増えるから、
もっと仕事が忙しくなると思います。
でもそれがブランドを大きくすることにつながる実感を得ることにつながります。
それから、
「もし参考にならなかったら、本代がもったいないかも」と1500円を惜しむ人は、
買わないほうがいいです。
すでにその時点で成長志向ではなく、経費削減志向になっているので、
考え方やヒントが成果につながりにくい体質になっていて、
役に立たない可能性も否定できません。
また、具体的な実践ノウハウが満載、という本ではなく、考え方が中心となっています。
ヒントはありますが、自分でノウハウに落とし込む必要はあります。


読者の感想
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N・Aさん
発売日に本屋さんに行って本を購入させて頂きました。
この1冊で独立していくには何が必要なのか、わかり安く説明されていて、いっきに読もうとしましたが、確認しながら大切に読ませて頂きました。
事業計画などは具体的な金額が掲載されていたり、ブランドコンセプトや手作りからビジネスにするにはどうするかなど理解しやすく、そしてビジネスの厳しさを感じながら読む事が出来ました。
自分のやりたい仕事の方向性が決まってきたので営業などをしながら、仕事と両立しています。
すぐに何かを起こす事は出来ませんがコツコツと続けて行く予定です。今のうちに
ビジネスの勉強もしていこうと思っています。
鈴木さんの本は1度読むだけではなく何度も読みかえし確認していこうと思えます。
この1冊でビジネスの厳しさを感じ現実をしっかり見る事。人を大切にして行く事。
やっはり好きな仕事をしたいという気持ちになります。
私の大切な1冊となりました。ありがとうございます。
いつも忙しいと思いますが、お体には気をつけてください。
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M・Sさん
早速、執筆された本を読ませていただきました!
大変、勉強になりました。 おそらく今後も何度も読むことと思います。
おかげで、
改めて自分に当てはまる不足部分もずいぶん発見致しました。。
アパレル業界の、個人のブランド作りに焦点を当てて、どの項目も一つずつ具体例を出して説明されており、その点も、私にとっては大変理解しやすかったです。
大勢で作り上げる企業内のブランドでデザイナーをしていましたので、個人のデザイナーが自分の力だけでブランドを作るる事が、どれだけ大変なことなのかを痛感しているところで、この本を読ませていただきました。
やることだらけ、分からない事だらけ、の私には、とても助けになります。
有難うございました!
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M・Kさん 
この本を読み終えた今、私は岐路に立っていると思うのです。
この本は栄養失調になった子どもが手にしたパンのようでした。
ビジネスは山登りに例えることができるという言葉は
山を登っている途中の私のブランドにとって、
自分は何合目ぐらいにいるのかを考えるきっかけになりました。
無我夢中で登っていた山にも必要な装備や登り方、基礎体力づくりがあるとこの本がガイドとなり教えてくれました。
「好き」を仕事にするために必要なことがあって、
「好き」を仕事にすることって「好きだから」だけじゃ仕事にならないこと。
わかっていたようで全然わかってなかった。
村長が言っていることがぎゅっと詰まったこの本を活かしていけたら、私は山を登れるかな。
「ここまでこれた」
一日も早くそんな報告ができるようになりたいと強く思いました。
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T.Mさん
はじめまして。子供服を手作りしています T・Mと申します。
この度、「好き」を仕事にする自分のブランドのつくりかたを読ませていただきました。
子供服作りを始めてまだ数年ですが、昨年はリピーターのお客様の獲得に成功したものの、年末にはトラブルが続出し、その対応に追われ満足に制作時間も取れない状態になっていました。
今年に入り、このままでは同じ事の繰り返しになってしまうから「オーダーはもう受けたくない」と後ろ向きな気持ちになっていた矢先、この本と出会いました。
自分に足りない部分、間違っていた部分が多々あり、自分の「仕事」に対する意識に問題がある事に気付かされました。
何より「アマチュア」と「本気で仕事にしている人」の違いを説明されている部分を読んだ時、とても心が痛かったです。
これから何度も読み直し、意識を変え、少しずつでも前進していきたいと考えています。
一度立ち止まって、じっくりこれからの事を考える良い機会を与えていただきました。
ありがとうございました。

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