早大総合研究機構と台東区が協力連携に関する覚書を締結しました
13日(金)、早稲田大学総合研究機構と台東区は、協力連携に関する覚書を締結しました。
この覚書は、旧小島小学校の校舎を活用した(仮称)小島アートプラザに、平成15年10月より早稲田大学の2つのプロジェクト研究所施設(*)が開設されたことを契機として、早稲田大学総合研究機構と台東区が、お互いの協力連携をすすめていくために締結したものです。
内容は、文化の育成・発展、まちづくり、産業振興、生涯学習に関する事項について相互に協力・支援を行っていくとともに、今後大学との間で包括的な連携を定めた基本協定を締結することを目指して、一層の協力関係の醸成と協議に努めようとするものです。
両研究所は台東区という地域に大きな関心を寄せており、また、区としても学校の跡地活用や研究成果の地域社会への還元、生涯学習環境の整備などといった観点から、お互いの協力連携は非常に有意義であるとの考えのもと、これまで協議をすすめてきました。
この日は、吉田順一早稲田大学総合研究機構長が台東区役所を訪れ、吉住弘台東区長との間で、覚書の署名・懇談を行いました。
吉住区長は、「研究所の活動と地域・区民との連携を通して、お互いの発展や、より豊かな地域社会づくりにつなげていきたいと考えています」とあいさつしました。
また、吉田総合研究機構長は、「大学の持つ財産を地域・区民の方々に還元して、台東区の産業振興、まちづくり、文化の育成・発展につながるよう期待しています」と話しました。
【早稲田大学総合研究機構】
機構長:吉田順一 早稲田大学文学部教授、プロジェクト研究所の総合的な運営を行うことを目的として早稲田大学が設置する機関
*早稲田大学映像コミュニケーション研究所
所長:長 幾朗 早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授
台東区の都市景観を切り口とした生活文化、地域史に関する調査研究など
*早稲田大学ヒューマンリソース研究所
所長:樋口清秀 早稲田大学理工学部教授
台東区を中心とした人、まち、産業おこしの調査研究など
問合せ 企画財政部財産活用担当 電話: 03-5246-1013